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収納より 生き方暮らし方を見直そう

収納より 生き方暮らし方を見直そう

モノは何のためにある?

昨年のおうち相談でも一番多かったのが『収納問題』

収納スペースが足りないから増やしたい!

そんなお声が多かったです。

でもちょっと待って!

収納スペースを増やすということは
その分家の床スペースが少なくなる。

床スペースが少なくなるということは
それだけ人の営みの暮らしスペースが狭くなる。

さらには
収納を増やしてそこにモノが収まったとします。
それを開けるのはいつになる?
そこにあるもの使うことありますか?


もちろん捨てられないものもあるでしょう。

使わないけど捨てられないもの。
思い出の品々
いつか使うかもしれないと思うもの。
まだ綺麗だからもったいない。

でもよくよく考えてほしいのです。

モノは何のために存在するのでしょうか?

モノにあふれて ヒトが快適に暮らせない
モノが多すぎて 管理できない

モノが増えることがあっても減ることがない
それが続くとどういうことになるのでしょうか。

住まいに大切なのは ヒトですか? モノですか?

そもそも住まいは何のために存在するのでしょうか?

物入れの箱なのでしょうか?


私の考える住まいとは

そこに住まう人が心と体が安心して解放できるそんな住まいです。

心と体が開放できる暮らしができるそんな住まいです。


coronaになってからは
在宅ワークも増えてきており、
これからの時代は

家族の安心安全解放できる場所に加えて

クリエイトする場所としての役割も
重要になってくると思います。


モノに支配されてしまうと
そうした暮らしをすることがむずかしくなってしまう。
そう考えています。

なぜなら

自分が日々必要なものというのは
実はそんなに多くはない。

さらには創意工夫をしていくことで
1つのものが色んなアレンジによって
何通りの使い方もできるものもあり、
実は必要以上にモノを持ちすぎている方が
多いというのが印象です。


毎日の暮らしのルーティーンを
一度しっかり振り返ってみてください。
自分が日常必要なものは実は意外と少ないことが
お気づきになるのではないでしょうか?

趣味やcollectionといった要素のものもあるでしょう。
趣味やcollectionをどう把握していくのか
これも暮らしの一部なのです。

趣味のものだから無限に持っていていいということにはならない

例えば 本が好きでどんどん増えていく
例えば 服が好きでどんどん増えていく
例えば 食器が好きでどんどん増えていく

好きだから 趣味だから 捨てられない

捨てられないのにどんどん増やしていく

お住いのサイズは変わらないので
だんだんモノに侵食されてしまい、
収納を増やそうとする
もっと広い家に住み替えたいと思うようにある。


実はこうした モノ の増加が理由で
広い家や大きな収納がほしい。

そういうご要望は少なくありません。

でも私はそういう理由で広い家や大きな収納を
作るというのはお勧めしません。

なぜならそれは無限大
増え続けることがあっても減ることがないからです。


もし、そういう理由で収納や家のサイズを見直したいと
お考えであれば
まず暮らし方 モノ の持ち方 から見直すことを
おススメします。

我が家も買う言うマンションから
一戸建てに住み替えておりますが

以前より広くなったかといえば
実はほとんどそのサイズは変わっていないのです。

変わったのは暮らし方。

どんなライフスタイルで暮らしていきたいのか?

それに見合った住まいに変化させているだけなのです。

よく、広い家になったね~と言われますが
そうではなくて
住まい方が変わっただけなのです。
それに応じて間取りの変化や
必要なものと手放すものを
ライフスタイルの変化に応じて繰り返しているだけなのです。


わかりやすいのは子どもの成長。
昨年は
息子の小さい時に大切にしていた
木のおもちゃ類をとある団体に寄付しました。

また自分が読まなくなった本も
売りました。

自分のライフスタイルに合わなくなった服
あまりにサイズがあっていない服は
リユースへ。

食器類も定期的に見直しています。

自分が把握できる必要な収納スペースを知る

例えばお洋服の例。

私のclosetのスペースはこの程度です。
これ以外の季節のものは上の棚に桐の箱があって
そこに収納しています。
これ以外はパジャマ類と下着類ぐらい(笑)

これ以上は増やさないと決めてます。
増えたときは手放すものもきめて。

実は昨年ファッションのお勉強を半年間していたので、
唯一真剣に向き合ってこなかった服に向き合い
現在私らしさclosetにすべく目下研究中です。

収納スペースも大切ですが
自分がどんな生き方暮らし方をしていくのか
そこに必要な服はどれなのか?

それを厳選する作業を目下しているところ。


これは服に限ったことではなく
モノ 全部に言えることです。

モノの選択は すべてその人の暮らし方生き方
そういった軸があってこそ取捨選択できるもの

とりあえず収納ほど無駄なものはありません。

収納より生き方暮らし方を見直そう

もし。モノにあふれて困っている方がいたら
収納スペースよりも
暮らし方の見直しをお勧めします。

どんなに収納を増やしても
家を広くしたとしても
それは自分にとって本当に必要なものでないものまで
どんどん際限なく増えていくだけ。

住まいはモノのためにあるのではなく
ヒトの暮らしのためにある。

写真は我が家の季節の飾りのコーナー

季節の彩を添えたいからインテリア小物を置きたい

そうなったらまっさきにこのスペースを考えます。
そして
自分が無理なくコーディネートできるものかどうか

ただ、かわいい素敵というだけでは選ぶことはないのです。
皆さんはいかがでしょうか?

今溢れたものとご自身の暮らしをどのように向き合えているでしょうか?

私のおうち相談は
単なる収納相談ではなくて
そうした暮らし方を一緒に寄り添いながらご相談させていただいております。

是非皆様もモノに埋もれずに暮らし方から見直してみてくださいね。

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