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散らからない仕組みの部屋にするには?

散らからない仕組みの部屋にするには?

「片づけても片づけても部屋がかたづかない」

「片づけること自体がストレスになる」

そんなお悩みを持つ方は多いですよね。
働く女性が増えてくる中でその悩みを持つ方は多いようです。

前回家が片付かないのはなぜなのか?
片付かない人の心理・思考にフォーカスを当ててみました。

記事はこちら
https://maimyshop.work/2020/06/11/2343/

まずはしっかり心構えができてから。
やみくもに初めても中途半端になります。
なので、まずは心の準備から始めてくださいね。

心の準備が整ったところで
今回どんな仕組みにしていったらいいのか?
家の仕組みの視点からお伝えしていきたいと思います。

1 家の中にあるすべてのものを把握する

皆さん家の中にどんなものがあるかどれだけ把握してますか?


・「開かずの間」になっている部屋

・とりあえず捨てるのもったいないから残しておこう
と言ってとってあるよくわからない箱の中身

・使うか使わないかわからないからとっておこう
と言って残してあるもの

・捨ててはいないはずだけど どこに行ったのかよくわからない
だから取り急ぎ買ってしまう。

こういう繰り返しが片付かない原因をつみかさねています。

まず家の中のものをすべて把握することから始めます。
紙一枚に至るまでしっかり中身を確認することが大切です。

一度に自分ができるボリュームを考え 計画的に把握する

先ほど 家の中のものをすべて把握する

と書きましたが
その家の物量にもよりますが、
1日で すべてのものを把握するのは無理がありますよね。

まして普段忙しい現代人。
一度に全部は難しい。

なので、
今日は押し入れ1つ 今日は食器棚1つ
といった具合に少しづつ進めていきます。

まずはノートや紙にリストアップするといいと思いますよ。
細かく書けば書くほど中身を把握しやすいです。

不要なもの 必要なもの どちらかわからないもの 3つの分類に分ける

リストアップする際に 同時に
①不要なもの ②必要なもの ③どちらともいえないもの
仕分けをしていきます。

ポイントは
1個のものを三秒以内で仕分ける

この仕分け作業をするとき苦手な人ほど
いる?いらない?悩んで立ち止まってしまいます。
ですが本当に必要なものなら三秒以内でわかりますよね。

たとえば
トイレットペーパー ➡必要
賞味期限切れの食べ物➡不要
子どもの昔の作品➡???

といった具合に すぐに決断できるものを厳選していきます。
ポイントは 「迷わない 立ち止まらない」
本当に必要なものって思っているより少ないことにきがつくかもしれませんね。

自分でできる量を調節

時間は無限大ではありません。
まして忙しい現代人ならなおのこと。

出来れば一度に全部やりたいという気持ちは
痛いほどわかりますが
最後までやり遂げることが大事なので
無理のない量から始めることがたいせつです。

その際
・一度にやりたいからプロに頼む
・予算がないから時間がかかっても自分でやりたい

そこは人それぞれになると思います。
ただご自身でやろうとするならば、計画的に無理なく続けられる
量にしていかないと続きません。
焦りは禁物です。

大切なのはその日のうちに完結させること

片付けを始めるときに 途中で時間切れ~
何てことよくありませんか?

一度に手を付けたらあれもこれも…とやりたくなる。

でもそれをぐっとこらえて、
まずは今自分にどれだけ時間があるのか?
5分?1時間?4時間?8時間?

片付けにかけられる時間によってその量は大きく変わります。

1時間しか取れないなら引き出し一つかもしれません。
小さな小棚ひとつかもしれません。

5分ならファイル1つぐらいはできるかな?

とそんな感じで
自分ができる時間を把握してその時間内でできる量で
その日決めた仕分けをすることが大切です。

その積み重ねで引き出し一つがタンス一つに
それから寝室にと繋がります。

見通しが立てられない人はプロに計画してもらうのも手

自分がどのくらいの仕分けできるのかわからない
見当もつかない。

そんな人はプロに片づけの計画だけでも
お願いするのもいいのではないでしょうか?

今、お片付け専門の資格を持つ女性がたくさんいます。
・ライフオーガナイザー
・収納スペシャリスト
などなどメニューは人によって違いますが
片付けのプランだけでもお願いできるサービスも
ネットで探すといろいろ出てくると思うので是非みてみてください

当店のおうち相談でもお片づけアドバイスしておりますので
そちらもご活用くださいね。

2 必要なものを一番見えやすい場所に置く

モノの把握と仕訳が終わったところで今度はモノをしまう段階
収納の話にうつります。

基本は 先ほど仕分けしたものの中に 必要なもの
と判断したものを 一番見やすい場所に配置します。

三秒と待たずに必要と思われたものは
日常頻繁に使用するものととらえてもいいのではないでしょうか?

そのポイントをいくつかお伝えします。

飾るもの 使うもの 分けて考える ~高さを意識する~

必要なもの をリストアップしたところで
必要な価値基準がポイントになります。

・よく使うから必要なもの(使用頻度が高いもの)
・大切にしているものだからとっておきたいもの
(使用頻度がひくい、もしくはほぼ触らない(飾るもの等))

これらを同じ場所に配置すると使うものと使わないもの
がごっちゃになってわかりにくくなりがちです。

ポイントは まず 使用頻度が高いものを
一番見やすい取りやすい位置に置くということです。

具体的な寸法は次の項目で説明します。

身長に合わせた高さの算出方法

人間工学的には
使いやすい高さは次のようになっています。



棚の高さの場合 身長×(0.3~0.8)㎝
引き出しの高さの場合 身長×(0.6~0.9)㎝

つまり私の場合 身長170㎝

使いやすい棚の高さ
170㎝×0.8=136㎝(上限値)
170㎝×0.3=51㎝(下限値)

使いやすい引き出しの高さ
170㎝×0.9=153㎝(上限値)
引っ張りやすい高さ
170㎝×0.6H=102㎝(上限値)

つまり
棚は 51~136㎝
引き出しは102~153㎝

が私にとって使いやすい位置となります。

これが自分一人で使う場合はいいのですが

例えば家族全員が使いやすいと便利なもの
子どもには使われたくないけど大人には使うもの

それぞれ用途によって平均値が変わります。

お子さんの勉強机の高さを成長に応じて変えたり
ってお話はよく聞きますよね?

収納も同じです。
一番使うものは一番使いやすい位置にが基本です。

奥行やサイズに関してはまた別の時に書きたいと思いますので
ここでは割愛します。

片付けする時間がない方でも
よく使うものがどの高さにおいてあるのかを
確認するだけでもだいぶ違うと思いますので
是非やってみてくださいね。



飾るもの?保管するもの?分けて考える

必要なもののうち 頻繁に使用するものについては前述書いた通りです。

ですが必要なもののうち

大切なもの でもよく使うものではないもの

そんなものもあります。

たとえば。。。

アルバム 子どもの作品 形見の品
季節の飾るもの お客様の布団 季節の衣替えの服
などなど。。。

よく使わないけど 必要ですよね?

そういうものは大きく分けて

飾るもの それとも しまうもの

分けて考えるといいと思います。

飾るものの場合 飾り方のルールを記事に書いているので是非下のリンクを参考くださいね。

しまうものは 頻繁に使わないけど大切なもの
ですので先ほど示した範囲外の高さでもいいと思います。

ポイントは重さ

重量の重たいものは下に軽いものは上にが基本です。

おのずと自分の足元と頭付近より上ということになりますね。
年に2.3回なら脚立に乗ってもいいのでは?

それよりも頻繁に使うものをよく見える位置にしてあげることが
大切です。

意外とちょっとしたストックとか
普段使わない食器とか
費用頻度を見直すと収納高さも変わってくると思います。
是非チェックしてみてください。

例外的な高さのもの

これまで書いてきたものの中で

必要なものとそうでないもの

よく使うものとそうでないもの

について書いてきました。

ですが例外も若干あるので代表的なものを書きたいと思います。


一つは 「防災グッズ」

これはめったに使うことはないけど
絶対必要なもの そして
いざというときすぐ使えないと困るものですよね?

ですので、すぐに取り出せる場所 =取り出しやすい場所
ということになります。

これは私個人のおすすめですが
取り出しやすい場所といっても頻繁ではないので

取り出しやすい高さに近い場所
がおすすめかと思います。

また家族全員誰でも取り出しやすいことも大切なので
家族平均値の高さで考えるといいと思います。


二つ目「重要書類 や金庫的なもの」

ここ数年台風の災害増えていますよね。
災害でほとんどのものが流されてしまう中で
何が一番困るのか?

こういった重要書類関係がなくなることなんです。

通帳カード 保険 建物の書類関係

建物が全部流されてしまうところまで
行ってしまうと防げませんが
床上浸水 レベルの場合
保管してある高さで防げる場合もあると考えています。

こういった書類を 身長より高い位置に置くことで
いざといった水害などの災害から防げるのではとおもっています。

また金庫に保管するだけで
火事や地震から守ることもあります。

家庭用の簡易金庫は余裕のある方は検討されるのもいいかと思います。

3 よく使うものほど 隠さない

写真のキッチン 白を基調としてすっきりまとまっていますよね

すっきりしてます。

そこで問題です。

ここの中に ご飯茶碗どこにありますか? お箸はどこにありますか?

・・・・・

わかるわけない(笑)

収納にふたがあるということはすっきりと見えますが
半面どこに何がしまってあるかわかりづらいという欠点も
含まれているのです。

じゃあどうしたらわかるでしょう?
それについて話をしたいと思います。

扉を付けない考え方

先ほどの食器棚ですが
扉を外したらどうでしょう?

中身が一目瞭然ですね。

一番手っ取り早い方法として 扉を付けないというのがあります。

そうすることで誰が見てもすぐ見やすいですよね。

ただ欠点もあります。

それは埃の問題

当然のことながらOPENにすればするほど埃がたまりやすくなります。
ですので、
収納するもの。場所。用途などによって
OPENの仕方を工夫する必要がでてきます。

なるべく埃を入れないOPENの仕方
割り切って定期的に掃除をするのでよく見える事を重視したOPENの仕方

ここは生活スタイルや使用目的によっても変わってくるので
OPEN棚についての扱いのご相談は是非おうち相談にお越しくださいね。

我が家はOPEN収納をメインにしているので
参考になることもあるかとは思います。

OPEN収納については別の機会に記事に書きたいと思います。

ワンアクションで最小限のふたにする

埃が気になるので扉を付けたい。。。

そういう方にはワンアクション収納を意識してください。

ワンアクションとは一回の開け閉めで済むように

という意味ですね。

例えば写真のクローゼット

収納扉を開けたらもうワンクッション

開けたらモノが見える状態です。

ここにさらに扉。フタ etc。。。。

見えない状況を作れば作るほど探すのがおっくうになります。

ふたは二つ以上作らない!

特に頻繁に使う必要なもの のカテゴリーに入っているものは
より意識してみてくださいね。

ラベルを貼る

どうしても扉やふたを付ける必要がある場合

例えば使用頻度が低いものや
写真のように ガラスに入れて保存するものなどなど

こんな時はラベリングが有効です。

ラベリングのひと手間が使いやすさ見やすさに
ひいては片づけやすさにつながるわけです。

一番いいのは 収納扉や引き出しにラベリングするのが理想
特にお子様やお年寄りなどには有効だと思います。

ただ、字が読める読めない 目が見える視力の問題によって
大きさなどは調整してあげる必要があります。

あくまで使用する人の基準に立つことがポイントになりますので
ご自身の基準で整理されると
自分以外の人間が使いづらくなることもあるので注意してください

また、自宅でお料理教室などのお教室を考える方なんかは
不特定多数の方が見るわけですのでより見やすさの配慮が必要です。

あきらめたらそこでおわり。

いかがでしたでしょうか?

散らからない仕組みとは まさしく モノを出し入れしやすさ!

そして使用するものをきちんと把握できているかどうか?

なんとなく~で進めていると
曖昧な部分がおおくなり、後でやろう。とりあえず先延ばし

の積み重ね。

どんどん散らかりやすくなるわけです。

諦めたらそこで終わりです。

是非諦めないでチャレンジしてみてください。

おうち相談でもご相談に乗りますのでお気軽にどうぞ♪

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